演習(国際教育開発論)2

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS57629

コース情報

担当教員: 丸山 英樹

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

40%

レポート

60%

詳細情報

概要

本演習では,持続可能な社会構築に向けた教育および生涯学習の可能性を追求することを目的とし,発展途上国における教育開発,多様なアクターによる国際教育協力,先進国における教育課題,最先端の教育学研究,持続可能な開発のための教育(ESD)の実際を扱う。ゼミ生の興味関心をもとに,卒業後も応用可能な研究手法の基礎を学び,21世紀に必要とされる能力観と応用,教育・学習の捉え方を習得する。文献・理論研究の他,国際機関からの資料を用いた上で,フィールドワークや聞き取り調査を重視する。分析の際には,統計処理も行う。国内外の他大学とゼミ交流も予定する。 ゼミ論文(3年生)あるいは卒業論文・専門論文(4年生)の進捗状況を報告し,それぞれの論文を完成させる。

目標

1)「持続可能な開発(Sustainable Development: SD)」,発展途上国の教育開発,国際教育協力,先進国の教育課題の基本情報を説明できるようになる。 2)学校教育を含む生涯学習,多様な教育・学習を意味する「ノンフォーマル教育」による変容学習(transformative learning)を経験的に学習する。 3)各自の興味関心をもとにSDと教育・学習に関する課題設定を行い,習得した研究アプローチを用いて,文章で表現できるようになる。

授業外の学習

ゼミで提示される文献・資料の他,幅広くSDに関連する情報の収集,国連からの情報や国際ニュースに日常的に触れておくこと(100分)。ゼミではグループウェア(SlackとGoogle Drive)を使うため,各回ゼミの後に振り返りを各自行い,ゼミ・チャンネルで共有すること(90分)

所要時間: ゼミSlackでの情報共有に毎回190分が必要

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. 「総合グローバル学部・卒論/専論作成ガイドライン」について:学術論文の構成要素と論文形式の確認
  3. 卒業論文・専門論文の進捗報告(序論と先行研究レビュー)
  4. 卒業論文・専門論文の進捗報告(序論と先行研究レビュー)
  5. 卒業論文・専門論文の進捗報告(序論と先行研究レビュー)
  6. 卒業論文・専門論文の進捗報告(分析枠組と方法論)
  7. 卒業論文・専門論文の進捗報告(分析枠組と方法論)
  8. 卒業論文・専門論文の進捗報告(分析枠組と方法論)
  9. 卒業論文・専門論文の進捗報告(分析結果と考察及び結論)
  10. 卒業論文・専門論文の進捗報告(分析結果と考察及び結論)
  11. 卒業論文・専門論文の進捗報告(分析結果と考察及び結論)
  12. ゼミ論の進捗報告
  13. ゼミ論の進捗報告
  14. ゼミ論の進捗報告

教科書

演習のセッション1(イントロダクション)の際に,テキスト文献及び参考文献を紹介する。

  • Education Sector Analysis Methodological Guidelines, Volumes 1 and 2.

    著者: UNESCO, UNICEF, The World Bank, Global Partnership for Education

    出版社: UNESCO・2014

  • Cross-Bordering Dynamics in Education and Lifelong Learning: A Perspective from Non-Formal Education

    著者: Maruyama, H. ed.

    出版社: Routledge 2020

参考書

書籍情報はありません。

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