アフリカ政治論

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS57200

コース情報

担当教員: 眞城 百華

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水3

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

20%

レポート

20%

授業内期末試験

授業期間中

60%

詳細情報

概要

本講はサハラ以南アフリカの政治と国際関係を主題に扱う。多くのアフリカの国が独立したアフリカの年1960年から半世紀以上が経過したが,アフリカ諸国が抱える課題は多い。植民地支配から脱し独立国家を運営するにあたりアフリカの各国が抱えた問題は何であったのか。複数の国家の事例を取り上げて講義を行うが,各国の政治課題とともに同時代のアフリカ諸国が共通して直面した課題についても考察する。独立に向けたアフリカの政治・社会の動態,独立後の国民国家建設の課題,アフリカと冷戦,アフリカにおける紛争の構図,現代アフリカ政治の諸相を主たるテーマとする。

目標

サハラ以南アフリカの政治について具体的な事例を通じて理解を深めることを目的とする。またアフリカ政治と国際関係の連関を意識し,国際関係におけるアフリカの位置づけについて考察を深めること。

授業外の学習

授業前に授業のレジュメ,その他の配布資料,課題,関連情報をMoodleで共有するのでそれらを確認すること。 授業後は授業内容を補足する参考文献やその他の資料,DVDなどを提示するのでこれらを用いてさらに関心を深めてほしい。 授業事前準備として,授業計画にそって参考図書などを熟読し授業に臨むこと[約 100 分程度]。 また授業終了後は,講義内容を振り返りまとめるとともに,提示した参考資料を読み,理解を深めること[約 100 分程度]。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. アフリカ政治の概観
  3. 脱植民地化と国際関係1:コンゴ動乱
  4. 脱植民地化と国際関係2
  5. 脱植民地化と国民国家建設の課題:ルワンダ
  6. アフリカと冷戦
  7. アフリカにおける「民主化」と選挙
  8. アフリカ政治の展開
  9. アフリカ政治の課題1:ジンバブウェ
  10. アフリカ政治の課題2:東アフリカ
  11. アフリカ政治の課題3:南部アフリカ
  12. アフリカ政治の課題4:西アフリカ
  13. アフリカにおける紛争の構図1
  14. アフリカにおける紛争の構図2

教科書

Moodleを通じて資料を配布する。

    参考書

    テーマにそって参考文献は授業内で適宜紹介する。

    • 現代アフリカ社会と国際関係-国際社会学の射程‐

      著者: 小倉充夫

      出版社: 有信堂,2012年

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