アジアとグローバル企業

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS55900

コース情報

担当教員: 平賀 富一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月2

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

30%

定期試験

定期試験期間中

70%

その他

出席状況はリアクションペーパー(原則毎回:成績評価の30%)の提出状況で確認する。リアクションペーパーの提出期限は,授業日から1週間以内とし,それ以降の提出は各回1点の減点対象となる。授業回数全体の1/2以上を欠席した場合は不合格になる。定期試験(対面実施)は成績評価の70%とする。

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詳細情報

概要

アジア経済の世界経済における位置づけや我が国にとっての重要性が益々増大している中,アジア市場における主要なプレーヤーとしての企業(日系,欧米系,中国・韓国系などのグローバル企業に加えてその他のアジア各国・地域の有力企業も対象とする)の経営に関する特徴や課題,各国の経済・社会に与える影響などを学び理解することを目的としている。アジアの企業経営に関連する重要なトピックスをカバーする予定である。そのための方法論として,アジア市場の発展・変化,企業経営に係る環境と有力企業の具体的な活動の事例,基本的な経済・経営に関わる理論を併せて解説・紹介することを予定している(教科書,追加資料を使用)。特に教室での対面授業では双方向のコミュニケーションを重視したい。また講師のビジネス経験等の紹介も通じてグローバルな企業経営のダイナミックな動きを感じてもらえるようにも努めたい。 本科目の関連科目としては,秋学期に,経済学部経営学科の科目として開講予定の同じ講師による「国際経営論I」(他学部・他学科受講可)がある。

目標

1.アジア主要国・地域の発展や変化,アジアにおける企業経営を巡る環境,有力な企業の経営の特徴・課題を理解し説明できる。 2.上記の知識・理論をもとにさらに深い学習や実務上の分析・検討を行うことが出来るようになる。

授業外の学習

教科書の該当ページやMoodle等に掲示の資料を読んで授業に臨み,終了後に復習すること。アジアの政治・経済・社会や企業の動向に関心を持ち,ニュース・記事などを読むように努めること。その他は第1回目の授業で説明する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. (以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる) 講義の概要と進め方/アジアの経済復興と市場拡大(教室での対面授業を予定)
  2. アジアの経済成長と技術進歩
  3. アジアの貿易拡大と市場統合
  4. アジアの産業政策と市場環境
  5. アジア新興国の産業政策と開拓戦略
  6. 日本的経営とグローバル化
  7. 日本企業のアジア進出韓国
  8. 韓国財閥企業の成長と変革/台湾企業の成長と企業形態
  9. 台湾企業の成長と企業形態/香港・シンガポールの競争優位と企業戦略
  10. ASEANの市場統合と企業成長
  11. 中国の市場変化と企業成長
  12. インドの市場拡大と企業成長
  13. アジア企業の組織構造と多国籍化展開
  14. アジア企業の技術進歩と競争力上昇

教科書

テキストを基本的な資料として使用します。ただし,情報・データが古くなっている箇所もあり,講師が最新の情報・データを多く追加して解説します。

  • アジア経営論

    著者: 陳晋

    出版社: ミネルヴァ書房・2014年

参考書

下記以外は適宜授業時間内に紹介する。

  • コア・テキスト国際経営論

    著者: 大木清弘

    出版社: 新世社・2017年

  • ASEANの多国籍企業

    著者: 牛山 隆一

    出版社: 文眞堂・ 2018年

  • アジアのコングロマリット

    著者: 澤田貴之

    出版社: 創成社・2017年

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