国際協力論2

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS53901

コース情報

担当教員: 田中 雅子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水4

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

15%

リアクションペーパー

30%

レポート

10%

授業内期末試験

授業期間中

20%

小テスト等

25%

その他

授業参加の評価とは,対面授業時の発表など,授業に対する貢献を指す。 試験やテストは,Moodleで行う。

0%

詳細情報

概要

性別,人種,民族,障害の有無,宗教や言語等による立場の違いから生じる差異やニーズに配慮した社会開発や国際協力について考えることを目指す。テキストは国際協力に特化した内容ではないが,アジア,アフリカ,中東,中南米など世界各地の事例をとりあげながら,ジェンダー論を基礎から学び,ジェンダーの視点を取り入れた国際協力について考察する。

目標

1. 性別,人種,民族,障害の有無,宗教や言語等による立場の違いから生じる差異やニーズに配慮した開発について理解できるようになる。 2.非対称的な社会関係や不平等な階層性の分析手法を身につけ,開発援助の流れの中で人権やジェンダーの視点がどのように取り入れられてきたかの変遷を説明できるようになる。 3.女性に対する暴力,人身売買,平和構築への女性の参加を事例に,ジェンダーの視点を取り入れた国際協力について考察できるようになる。

授業外の学習

予習:テキストや示された資料等を読み,大まかな内容を把握する(90分) 復習:講義で紹介された参考図書を読んで理解を深め,関連事例を自分で見つけて考察する(100分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 【対面】ジェンダーと多様性配慮を考える必要性
  2. 【オンディマンド】性の多様性:当事者の声を聞く
  3. 【対面】セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ
  4. 【対面】ゲスト講義「フェムテックの現在(仮)」(ゲストの予定により他の週に変更する可能性がある)
  5. 【対面】SDGsとジェンダー
  6. 【対面】人の移動とジェンダー
  7. 【オンディマンド】人身売買
  8. 【対面】ジェンダー暴力と闘う16日間キャンペーン
  9. 【対面】女性・平和・安全保障
  10. 【オンディマンド】戦時性暴力:「慰安婦」問題をめぐる国際社会と日本
  11. 【対面】ビブリオ・バトル ジェンダー関連読書レポートの発表
  12. 【対面】災害とジェンダー
  13. 【対面】ジェンダー分野におけるソーシャル・アクション
  14. 【対面】期末試験およびグループディスカッション

教科書

下記の参考書以外の文献は授業内で示す

    参考書

    • ジェンダーで学ぶ社会学(全訂新版) (注)旧版とは内容が異なるので注意すること

      著者: 伊藤公雄・牟田和恵

      出版社: 世界思想社,2015年

    • ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問

      著者: 一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同,佐藤文香(監修)

      出版社: 明石書店,2019年

    • フェミニスト経済学: 経済社会をジェンダーでとらえる

      著者: 長田華子,金井郁,古沢希代子編

      出版社: 有斐閣,2023年

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