比較社会学

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS53500

コース情報

担当教員: WEISS Tobias

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業内期末試験

授業期間中

65%

その他

成績の35パーセントが小課題への取り組みの参加や結果で評価します。

35%

詳細情報

概要

本講義では日独社会の比較から分析に有用な社会学概念や理論を検討する。近代史の発展など類似性も見出せながら異なる点も多い日独社会を分析するにあたって,両社会の社会構造,各社会制度の位置や展開,政治と社会の関係,その歴史的発展など検討する。比較という方法の可能性と限界を考察しながら理論や具体例を見て社会の発展を分析し,社会学概念を身につける。授業中に参加者をグループに分けて⼩課題を課して,ディスカッションさせる。

目標

日本社会とドイツ社会を比較分析することにより,社会学や政治社会学理論の重要な概念を知る。それによって国際比較の際に分析の可能性とその分析過程で陥れる危険性がある単純化やステレオタイプに対する意識を養う。比較的視野を通してドイツと日本社会の基本的社会制度を知ることを通して,社会間の相違点の由来について問いを立てて,分析に役立つ概念が使えるようになる。

授業外の学習

予習:MOODLEで提示された資料を読み,講義の資料の大まかな内容を把握する。 復習:講義で紹介された参考図書を読んで理解を深め,関連事例や資料から事例を検討や考察を行う。

所要時間: 190分以上:予習60分,復習130分

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. 社会構造(マルクスの理論と資本と労働の利益の対立)
  3. 社会構造II(日独の社会構造:戦前から戦後へ)
  4. 社会構造III(日独の社会構造:戦後高度成長と大衆消費社会)
  5. 社会構造IV(日独の社会構造:戦後高度成長と大衆消費社会II)
  6. 社会構造V (日独の社会構造:高度成長の終焉と「下降型社会」)
  7. 社会構造:復習と議論I
  8. 社会構造:復習と議論II
  9. 社会構造と文化I(ウェーバー)
  10. 社会構造と文化II(ウェーバー)
  11. 社会構造と文化III (ブルデュー)
  12. 社会構造と文化IV(ブルデュー)
  13. まとめと復習
  14. テスト

教科書

授業中に紹介します。

    参考書

    書籍情報はありません。

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