中国政治外交1

総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)

BGS53300

コース情報

担当教員: 渡辺 紫乃

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木4

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

定期試験

定期試験期間中

60%

その他

リアクション・ペーパーや小テスト,映像教材の感想文と指定図書のブックレポート,プレゼンテーションなど。受講生は授業計画に従って十分な予習や準備をしたうえで毎回の授業に参加すること。Moodle上の各種資料の閲覧可能期間を制限する。

30%

詳細情報

概要

現代中国の政治外交を理解するための初学者向けの科目である。1949年の中華人民共和国の建国から1980年代までの政治外交の変遷とその背景について,毛沢東の時代と鄧小平の時代の2つに区分し,二人の指導者を軸に基礎的な事柄から解説する。同時に,中国の経済や社会,民族,思想,さらには庶民の視点からみた中国など,幅広い分野から中国を紹介することで,今日大きく変化している中国を多角的に検討する機会を提供していきたい。反転授業の形態をとるため,主体的に学ぶ姿勢が期待される。

目標

中国の建国から1980年代までの国内政治と対外関係を学ぶことで,現代中国の政治外交についての基礎知識を身につけるとともに,現代の社会の諸問題について主体的に考察し,理解を深めるための資質を養う。

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回150分以上)。 ・授業内容に関するテキストや参考資料の該当箇所を事前に読んだうえで,講義関連動画を視聴する。そして,疑問点や関心を持った点は自ら調べ,重要なポイントをノートに整理しておく。 ・授業中のディスカッションの準備をする。 ・自らのプレゼンテーションのためのリサーチを進める。 【復習】(所要時間:各回40分以上) ・講義関連動画を視聴しながら作成したノートや講義中に作成したノートを利用し,講義内容を要約する。また,講義中に示された問い対する答えを文章で書いておく。 ・授業中のプレゼンテーションの資料を見直し,参考文献を読むなどして,理解を深める。

所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況などにより各テーマの回数や内容は変更することがありうる イントロダクション
  2. 毛沢東時代の中国(1):建国と朝鮮戦争
  3. 毛沢東時代の中国(2):過渡期の総路線
  4. 毛沢東時代の中国(3):大躍進
  5. 毛沢東時代の中国(4):中ソ論争
  6. 毛沢東時代の中国(5):プロレタリア文化大革命
  7. 毛沢東時代の中国(6):米中接近
  8. 映像課題
  9. 毛沢東時代の中国(7):近代化の模索
  10. 毛沢東時代から鄧小平時代へ
  11. 鄧小平時代の中国(1):中越紛争と改革開放政策の開始
  12. 鄧小平時代の中国(2):近代化のジレンマ
  13. 鄧小平時代の中国(3):天安門事件
  14. まとめ

教科書

この他にも別途指示する。

  • 『中華人民共和国史(新版)』

    著者: 天児慧

    出版社: 岩波新書,2013年

  • 『よくわかる現代中国政治』

    著者: 川島真・小嶋華津子編著

    出版社: ミネルヴァ書房,2020年

参考書

別途指示する。

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