国際関係論概説
総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)
BGS51300
コース情報
担当教員: 都留 康子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
授業内期末試験
授業期間中
その他
授業の評価方法などについては,現時点で暫定的なものであり,第一回目の授業で提示する。 なお,リアクションペーパーなどは,毎回提示する資料(英語の新聞などもありえる)を読んだ上で書くことになる。内容の評価であり出席点とは異なる。楽勝科目ではない。
詳細情報
概要
国際関係のさまざまな事象を分析する上で必要となる歴史,背景となる思想,そして分析ツールとしての国際政治理論の基礎を学ぶ。基本的な概念の習得は言うまでもなく,入門的な講義を行うことによって国際的な視野を広め,我々が日々のニュースで目にするさまざまな国際事象についての関心と理解力を深める。 なお,講義スケジュールについては,実際の事象に合わせて,順番を入れ替えるなどの可能性もある。 パワーポイント他での説明のほか,資料と課題の提示を毎回行うので,ムードルの登録キーをロヨラの授業掲示板で必ず確認のこと
目標
新聞などにも取り上げられている国際関係のさまざまな事象についての関心をもつこと,そして,客観的に分析するための基礎概念や歴史的背景を学習し,問題の相互の関連性を把握し国際秩序について幅広く考えられるよう基礎学力を身につけることを目標とする。国際関係における日本の立ち位置,役割についても積極的に論じられる能力を涵養する
授業外の学習
毎回の授業で,ムードルに講読すべき文献などを記載するので,必ず読んでおくこと。それに基づくリアクションペーパーなどをかいてもらうことになる。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス,イントロダクション,評価の方法についてなど確定情報の紹介/国際関係の学びとは。以下の授業計画の順番は暫定的であり,入れ替える可能性もある。
- グローバリゼーションを考える
- テロリズムを考える①数値で見るテロ,歴史
- テロリズムを考える②9.11事件を事例として
- パレスチナ問題を考える
- ナショナリズムを考える
- 日中関係を考える
- 米中関係を考察する
- 台湾問題を考える
- 東シナ海,南シナ海問題を考える
- 対外政策決定過程理論①理論編
- 対外政策決定過程理論②事例扁
- 環境問題を考える
- まとめ
教科書
滝田,大芝,都留編著 『国際関係学』(第3版増補版)有信堂,2023
参考書
単元ごとの参考文献リストなどを後に紹介する。