統計学 1
総合グローバル学部 - 総合グローバル学科(教授言語:日本語)
BGS51100
コース情報
担当教員: 柳田 愛美
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業内期末試験
授業期間中
50%
中間試験
授業期間中
30%
詳細情報
概要
総合グローバル学科開講の基礎科目として200レベルに相当する統計学の基礎知識を提供する。統計学1(春学期)では主に記述統計を,統計学2(秋学期)では主に推測統計の基礎を講義する。統計学1では,算術平均や分散などの基本統計量,クロス集計表,共分散と相関係数,推測統計の基礎,統計的検定の基礎などについて解説する。
目標
・記述統計の基本的な考え方を身につける ・社会学(社会科学)の様々な研究課題を解決するための道具として,統計的手法を使いこなせるようになる ・世論調査や統計データを批判的に解読するリサーチ・リテラシー,メディア・リテラシーの向上
授業外の学習
・シグマ(Σ),平方根,分数の計算,確率の知識に不安がある人は事前学習をしてください。 ・前回までの内容を習得したという前提で次に進む,積み上げ式の知識となるので,しっかり復習するようにしてください。 ・12回目・13回目の授業内容については,事前配布の講義資料の予習が必要です。
所要時間: 200分
スケジュール
- 本講義の概要説明および社会調査データと統計分析の考え方
- 記述統計の基礎:データ,ケース,変数の種類,尺度水準
- 記述統計の基礎:度数分布,平均値,中央値,最頻値
- 記述統計の基礎:分散,標準偏差,標準得点,偏差値
- クロス集計表,周辺度数,オッズ比
- 散布図,共分散,相関係数
- 中間試験
- 相関関係と因果関係
- 変数の統制,3重クロス集計表
- 偏相関係数,生態学的誤謬
- 推測統計の基礎:母集団と標本
- 推測統計の基礎:点推定,区間推定,正規分布,中心極限定理
- 統計的検定の基礎:統計的検定の考え方
- 最終試験
教科書
教科書は指定せず,毎回の授業で資料を配布する。
参考書
購入必須ではない。詳細は初回授業時に説明する。
社会調査のための統計学
著者: 神林博史・三輪哲
出版社: 技術評論社,2011年
入門・社会統計学
著者: 杉野勇
出版社: 法律文化社,2017年