アカデミック日本語1-2*【B class】

共通 - 言語教育研究センター

AJPN432B

コース情報

担当教員: 浦和 千恵

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月3, 木3

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

5%

授業参加

5%

その他

授業内提出物・宿題(20.0%),プレゼンテーション(30.0%),グループワーク・ディスカッション(10.0%),パネルディスカッション(20.0%),スピーチ(10.0%)

90%

詳細情報

概要

授業内容: 大学での学習に必要とされる,情報収集能力,収集した情報を要約する能力,自分の持つ情報や意見を論理的にわかりやすく伝える口頭能力を身に付けることを目指す。 授業では,そのために必要な,日本語の資料収集の仕方,効果的な発表をするための技術(発表の型と表現,資料作成の方法,質疑応答の仕方など),議論する力を伸ばす技術(司会・討議者の役割と表現,さまざまなディスカッションのタイプと表現,説得力のある発話)を学び,社会的・専門的な話題についての発表やプレゼンテーション,ディスカッションを繰り返し行う。

目標

1.社会的・専門的な話題について,詳細な説明が正確にできるようになる。 2.社会的・専門的な話題について,自分の考えを論理的に述べることができるようになる。 3.発表に必要な資料を収集し,それを適切かつ効果的に活用できるようになる。 4.発表内容や他者の発話を正確に聞き取り,質疑や議論ができるようになる。

授業外の学習

【予習・次回への準備】(各回100分以上) ・資料を読み,タスクシートを完成させる。 ・グループでの話し合いの結果を要約する。 ・発表・ディスカッションに必要な資料を収集する。 ・プレゼンテーションやパネルディスカッションのためのアウトラインの作成と修正をし,発表の準備をする。 ・プレゼンテーションやパネルディスカッションの資料を作成・修正する。 ・発表の振りかえりシートを記入する。 【復習】(20分) ・授業内で行った活動について,資料の内容を復習し,理解を深める。

所要時間: 120分以上

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 オリエンテーション レベルチェックスピーチまたは自己紹介
  2. ディスカッション(1)ブレインストーミング 要約練習(1) ディスカッションとは
  3. 討論の技術(1)司会・討議者の表現 番組視聴とノートテイキング(1)講義
  4. ディスカッション(2) 要約練習(2) プレゼンテーションとは プレゼンテーション(1)説明型:導入
  5. テーマの検討と決定 プレゼンテーション(1)説明型:わかりやすく話す技術
  6. プレゼンテーション(1)説明型:PPT作成の基本・発音練習
  7. プレゼンテーション(1)説明型:PPT修正・発表練習
  8. プレゼンテーション(1)説明型 発表前半
  9. プレゼンテーション(1)説明型 発表後半
  10. 討論の技術(2)意見の述べ方 番組視聴とノートテイキング(2)ニュース解説
  11. 資料の読解とディスカッション(3) 要約練習(3)ディスカッションのまとめ
  12. ディスカッション(4)導入 討論の技術(3)説得力のある意見の述べ方
  13. ディスカッション(4)実施 スピーチについて,スピーチメモの作成
  14. スピーチ準備 パネルディスカッションとは
  15. スピーチ発表 パネルディスカッション:導入
  16. パネルディスカッション:テーマと担当グループ決定
  17. パネルディスカッションの準備:トピックの検討と方向性の決定
  18. パネルディスカッションの準備:発表内容の検討
  19. パネルディスカッションの準備:パネリスト間のディスカッションの準備
  20. パネルディスカッションの準備:全体ディスカッションの準備 プレゼンテーション(2)説得型:導入
  21. パネルディスカッション 発表と討論 前半
  22. パネルディスカッション 発表と討論 後半
  23. プレゼンテーション(2)説得型:テーマの検討と決定,目標規定文とアウトラインの作成
  24. プレゼンテーション(2)説得型:アウトライン案の検討
  25. プレゼンテーション(2)説得型:効果的に見せる技術
  26. プレゼンテーション(2)説得型:効果的に話す技術
  27. プレゼンテーション(2)説得型 発表前半
  28. プレゼンテーション(2)説得型 発表後半

教科書

・受講生の専門・興味関心のある分野の最新の資料や自作教材を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。 ・レジュメや資料は事前にMoodleからダウンロードし,各自印刷したものを持参すること。

    参考書

    • 日本語口頭発表と討論の技術―コミュニケーション・スピーチ・ディベートのために―

      著者: 東海大学留学生教育センター口頭発表教材研究会

      出版社: 東海大学出版会・1995

    • 日本語超級話者へのかけはし―きちんと伝える技術と表現―

      著者: 荻原稚佳子他

      出版社: スリーエーネットワーク・2007

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