JAPANESE LITERACY *
共通 - 言語教育研究センター
AJPN3451
コース情報
担当教員: 野口 潔
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月3, 木3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
小テスト等
その他
課題(10%),発表(10%)
詳細情報
概要
論理的な考察にもとづいた文章構成,日本語の適切な表現法,資料の読み方,パラグラフ・ライティング,文章の要約・引用のしかた,レポートの書き方,口頭発表のしかたなどを,実践を通して学ぶ。教材には,教科書のほか,新聞や書物などからの抜粋を使用する。また,あるテーマに関して問題点・疑問点などをクラスで話し合い,内容を掘り下げたディスカッションを行う。学期末には,授業で学んだ技能を活用して,テーマに基づいた口頭発表を行い,レポートを提出する。授業内容は,大学での学問,および将来の社会活動の場で役立つ力の養成を目標としている。
目標
1. 大学生にふさわしい日本語力,自分の思考や意見を明確にかつ論理的に表現する力を身につける。 2. 日本語でのレポート執筆の基本を身につける。 3. 多様なテーマや文体に対応できる日本語の読解力・調査力・文章表現力を身につける。 4. わかりやすく適切な言葉遣いで発表や意見交換ができる日本語口頭表現力を身につける。
授業外の学習
下記1の小テストは週1回ペースで実施するが,それに向けて30分前後の授業時間外学習が必要であろう。下記2,3の課題については,各授業前に60分前後の学習が望まれる。 1.小テスト用に教科書(毎回20ページ程度)の内容を理解する。なお,テスト中に教科書は見てもよいので,内容を暗記する必要はない。 2.論・作文作成に関わる課題を行う。例えば,新聞や論文の読解,アウトラインやドラフトの作成,アンケート調査,推敲作業など。 3.発表のための準備を行う。例えば,資料の検索やまとめ,スライドショーの作成など。
所要時間: 90分
スケジュール
- 第1週 オリエンテーション/ なぜ読み,書くのか
- 第1週 オリエンテーション/日本語について2
- 第2週 創作文[分析・評価]
- 第2週 創作文[協働作文・個人作文・ピアレスポンス活動]
- 第3週 新聞[ニュース記事の分析・評価]/ 論文の表現
- 第3週 新聞[ニュース記事の作成・ピアレスポンス活動]/ 論文の表現
- 第4週 意見文[意見文の分析・評価]/ 演繹法
- 第4週 意見文[引用・要約・参考文献]/ 演繹法
- 第5週 意見文[アウトラインの作成]/ パラグラフライティング
- 第5週 意見文[構成]/ パラグラフライティング
- 第6週 意見文[作成・ピアレスポンス活動]/ 発表について
- 第6週 反論文[論文の分析・評価]/ 要約
- 第7週 反論文[アウトラインの作成・構成]/ 資料収集
- 第7週 反論文[作成・ピアレスポンス活動]/ 資料収集
- 第8週 問題解決文[論文の分析・評価]/ データ収集
- 第8週 問題解決文[アウトラインの作成・構成]/ データ収集
- 第9週 問題解決文[作成・ピアレスポンス活動]
- 第9週 アンケート分析文[論文の分析・評価]/ 帰納法
- 第10週 アンケート分析文[アンケート作成]/ 帰納法
- 第10週 アンケート分析文[アンケート調査]/ データ分析
- 第11週 アンケート分析文[データ集計,分析]/ 発表について
- 第11週 アンケート分析文[データ収集,分析]/ 発表[概要説明]
- 第12週 アンケート分析文[協働作業]/ 発表[概要説明]
- 第12週 発表1/ アンケート分析文[協働作業]
- 第13週 発表2/ アンケート分析文[協働作業]
- 第13週 発表3/ 期末レポートについて
- 第14週 発表4/ 期末レポートについて
- 第14週 総括/振り返り
教科書
以下の通り
『新・知のツールボックス』
著者: 専修大学出版企画委員会編
出版社: 専修大学出版局・2018年
参考書
なし