総合日本語2*
共通 - 言語教育研究センター
AJPN300A
コース情報
担当教員: 永須 実香
単位数: 8
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月1, 月2, 火1, 火2, 水1, 水2, 木1, 木2, 金1, 金2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
授業内期末試験
授業期間中
中間試験
授業期間中
小テスト等
その他
(レッスンテスト10%, 口頭表現・聴解テスト 6%, 宿題 14%)
詳細情報
概要
中級後半から上級前半の学習者を対象とした,アカデミックなスキルを身に付けるための入門的なコースである。アカデミックなトピックに関するテキストを読み,文章の内容を理解するとともに,文章の構造,書き言葉で使用される文型や表現を学ぶ。 週10コマの授業は,読解,文法・表現練習を含む「総合」(5コマ),「口頭表現」(3コマ),「文章表現」(2コマ)から構成されており,各セクションの授業内容は以下の通りである。 「総合」の授業では,教科書の本文に関連する読解資料(新聞記事,本の抜粋)や映像等を用いて内容理解を深めるとともに,ディスカッション等を行う。また,語彙,表現の使用についても学ぶ。 「口頭表現・聴解」の授業では正確な音声の聞き取りおよび発音ができるように練習を行い,また,教科書で扱った話題と関連あるトピックでプロジェクト調査を計画・実施し,その調査結果をPPTを用いてプレゼンする。 「文章表現・文法」の授業では,アカデミックなライティングについて学び,プロジェクトとして行った調査を文章にしてまとめる。また,適切で正確な文章が書けるように文法的な指導も行う。
目標
大学で学べる学問分野の基本的なトピックに関して,文章の内容を正しく理解し,自分なりの意見を,口頭でも,文章でも,論理的に述べられるようになることを目指す。話し言葉と書き言葉,フォーマルな場面とインフォーマルな場面での日本語の違いについて,理解し,適切に使い分けられるようになる。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回90 分程度)。 ・授業で読む読み物に出てくる語彙の読み方,意味を調べる。 ・各課で学習する表現,文法の練習問題を読み,語彙等は調べた上で,答えを考えておく。分からない部分を教室で質問できるよう,準備する。 ・読み物の内容について,自分の意見をまとめ,クラスメートとディスカッションする準備をしておく。 ・発表がある日の前日は,スライドに資料をまとめ,発表原稿の準備をする。 【復習】(所要時間:各回90 分程度) ・授業中の自筆ノート・メモ等を利用し,表現・文法,読解の内容について,疑問点がないか確認する。あれば,教師に質問し,解消を図る。 ・Moodleの,漢字の読み方,助詞の小テストを使って,各自,定着するまで練習する。 ・授業内で行われたディスカッションを,作文として書く。 ・添削された試験,作文,宿題等は,必ず,見直し,間違えた部分は,正しく書き直して,同じ間違いを繰り返さないようにする。 ・発表を実施した日は,クラスメート,教員からのフィードバックを記録し,次の回に改善できるよう,十分に見直しをする。
所要時間: 180分
スケジュール
- 第1週:全体ガイダンス,第3課 10コマの授業は,読解,文法・表現練習を含む「総合」(5コマ),「口頭表現」(3コマ),「文章表現」(2コマ)から構成される
- 第2週:第2課 10コマの構成は同上
- 第3週:第4課 10コマの構成は同上
- 第4週:第5課 10コマの構成は同上
- 第5週:第6課 10コマの構成は同上
- 第6週:第7課 10コマの構成は同上
- 第7週:第7課/第8課 10コマの構成は同上
- 第8週:第8課/中間試験 10コマの構成は同上
- 第9週:第9課 10コマの構成は同上
- 第10週:第10課 10コマの構成は同上
- 第11週:第11課 10コマの構成は同上
- 第12週:第14課 10コマの構成は同上
- 第13週:第16課 10コマの構成は同上
- 第14週:第18課/期末試験 10コマの構成は同上
教科書
以下の通り
「『大学生』になるための日本語 1」
著者: 堤良一・長谷川哲子
出版社: ひつじ書房(2009)
「『大学生』になるための日本語 2」
著者: 堤良一・長谷川哲子
出版社: ひつじ書房(2010)
参考書
授業内で紹介する